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かれてあそんでいた。なかには部屋の内から鍵をかけてあそび続けたグループもあったが、教師2人は鍵を常に持ってはいても一度もドアを開けてみることはなかった。2お迎え時間の子どもの評価タンペレ市の試みで、試験的にこの園で行っているそうである。降園前に親子が器械表示される質問に対してYesとNoのボタンを押していく。一日の活動や過ごし方など子どもたちが満足したかどうかが問われる。親と保育士・教師にも質問項目が用意されていた。タンペレ市が試用している機器Ⅳドイツ連邦共和国ドイツでは多くの3歳未満児の子どもたちが家庭で養育されている。3歳未満児はキンダークリッペ(保育施設)で保育されるが、入所しているのは全体の3割に満たない。3歳以上はキンダーガルテン(幼稚園)での保育を受けることになる。近年では、幼稚園、保育所、学童保育所の3形態が1カ所に設けられている昼間保育機関(通称KITAと呼ばれる)が増加している。KITAは、保育園と幼稚園が一体化した教育施設として位置づけられている。ドイツ南部バイエルン州ミュンヘン市は、移民などの外国人が多く住む人口140万の大都市である。行政区は25あり、公立幼稚園・保育園が350園程、私立園はそれ以上の数がある。公立園の保育時間は原則7時から17時で、土曜、休日、夜間の保育には対応していない。各園にはドイツ語教育と就学前教育を担当する教師が置かれている。クラスは縦割り混合編成で、保育士の配置基準は3歳未満児に最大6人、3歳以上児は最大13人である。障害児受け入れ幼稚園が指定されており、特別な支援を要する子どもは近くの指定園に通うようになる。今回研修した2園は、ミュンヘン13区にあるKITA保育園とKITA幼稚園である。ミュンヘン市1.Kita Robert-Hegerstr(5月27日~5月31日)~ミュンヘン市立学童併設幼稚園~(1)施設の概要と特徴閑静な住宅街にあるこの園は、2歳10ヶ月から6歳までの幼児50人が通園し、併設する学童施設は小学4年生まで100人が利用できる、地域では比較的大きなKITA幼稚園である。幼児2クラスは25人のクラスに分かれ、それぞれ3人の保育士が受け持っている。子どもたちの約7割は外国人か移民の親を持つが、ミュンヘンでは一般的な幼稚園とのことである。玄関口?25?