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という。また、セクシャルワーカーによるマスターベーションや性行為などの直接介助及びセクシャルワーカーによる性行為はガイドラインにより禁止されている。まずは、クライエントが何をしたいのか、何に困っているのかをしっかりリサーチした上で、具体的に少しずつ取り組んでいく。Karolineさんは、マスターベーションや性行為に関するサポートや性教育の推進なども大切なことだが、まずは『What is sexuality?~セクシャリティとは何か?~』について、クライエント、家族、携わるスタッフがディスカッションすることが大切であると言う。Seksualitet padagsordenenを題材に『sexual rights~性の権利~』の保障を目指すことが、日本のセクシャリティ文化でまず必要であると考える。(3)住まいの場、日中活動及び働く場住まいの場として、Ryttervej、Bryggerlunden、Bryghuset、Sondergade、Stubbevangen、Skovsbovejそれぞれ6か所を訪問した。外観は日本でもよく見かける施設もしくはグループホームであったが、各部屋に玄関とインターホン、郵便ポストがあり、2DKのトイレ・バス付きの空間が保障されている。日本の病院や施設の個室とは異なり、アパートメントの一室という印象であった。各々が自分の部屋の鍵を持ち管理しており、スタッアパートメントの外観フは常時各々の部屋の鍵を所持しておらず、プライバシー管理が徹底されていた。また、日中活動及び働く場として、Pa Hjornet(アクティビティセンター)、Gronnemose Varkstedrne(ワークセンター)の2か所を訪問した。Pa Hjornetでは、ゲームやスポーツ、音楽会などが定期的に開催されており、活動の場というよりは集いの場という印象であった。そこに自分の居場所があることで安心するという意見もたくさん聞かれた。Gronnemose Varkstedrneは150人が利用する大規模のワークアパートメントのキッチンセンターである。障がいの程度によって3つのグループに分かれ、清掃作業、農作業、木工作業、その他軽作業、またスポーツや音楽などのレクリエーション活動にも力を入れている。セクシャリティに関することで言えば、カップルに出会うことが多かった。私が訪問するということで、他のアパートメントに住む彼女を呼んで紹介してくれたり、カップルで住むアパートメントに招待してくれたりと彼らの充実した日常を垣間見ることができた。デンマークでは、一般的に18歳になると障がいの有無に関わらず親元を離れ自らの家を持つ。そのため、セクシャリ?38?