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概要：
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保障されるべきであり、必要な教育を受けるべきであり、必要な情報を得るべきであり、支援者は必要なサポートを提供すべきである。それらのことを、文化を理由にして阻害してはならない。まずは、「What is sexuality?～セクシャリティとは何か？～」を学ぶことで、日本での知的障がい者の支援を具体的にできるのではないだろうか。また、日本ではセクシャリティについてタブー視されているということで話を進めてきたが、果たして本当にそうなのだろうかと思うことがある。決して数は多くないが、結婚や子育て支援に携わっている事例報告や性教育の実践報告、また障がい者への性的サービスを行っている団体も存在している。それらが日常的に実践されている支援とはまだ言えないが、少なくとも障がい者の性のニーズを解決しようと努力をされている方がいることは確かである。それらが特別な支援でなく一般的な支援に変わるよう、またクライエントがセクシャリティについてオープンにできる環境が整備されることを私自身目標にしたい。阻害され問題行動として捉えられるセクシャリティではなく、幸せになるための材料としてのセクシャリティ、「QOSL（Quality Of SexualLife）～性生活の質～」の向上を目標に今後取り組んでいきたいと考える。最後に、この海外研修で大変お世話になった中央競馬馬主社会福祉財団の皆様、デンマークでの合同研修で、大変温かく迎えて頂き個別研修への橋渡しをして下さった千葉忠夫さん、銭本隆行さん、Hasse Jacobsenさんとホームステイ先のBettina Riisbjergさんファミリー、またスウェーデンでの研修のお世話をして下さった澤野正美さん、オランダでの研修をコーディネートして下さったGeorge Bastingsさん、Jos van Loonさんに感謝いたします。そして、2カ月間という長期間の研修を快くまたアドバイスを下さった旭川荘の末光理事長、山村専務理事、愛育寮の利用者やご家族、捻金寮長をはじめスタッフの皆様、そして、心の支えとなった妻や子どもへ感謝いたします。この研修で学び感じたこと、出会った仲間達は私にとって一生の宝物です。ありがとうございました。≪研修先一覧≫＜デンマーク＞施設名: Center for Handicap（スヴェンボー市障がい者センター）住所: Svinget 14 5700 Svendborg, Denmark電話: 3017 5907E-mail：svendborg@svendborg.dkU R L：www.svendborg.dk?46?