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で手早く安全に介助の手助けをしている。その介助技術はPT顔負けである。アシスタントになるための資格も必要で、彼らにレベルの高い教育がなされている証拠であろう。「マンパワーの充実?福祉機器の配備=無理をしない労働環境の整備」がなされているのである。国ごとの文化や教育の違いにより労働環境も異なる。シドニーで看護師をしている方から聞いた話によれば、スタッフが欠勤すると、派遣会社から代わりのスタッフが来るというのだから驚いてしまった。マンパワーの充実は物理的?精神的な余裕を生み医療事故を未然に防ぐことになる。日本の医療のあり方を、ソフト?ハードの両面から見直す時に来ていると感じずにはいられない。Spinal Staffと記念写真。いつも明るく、陽気でスポーツをこよなく愛している。前列左から二番目がPT Mr. Josh後列左端がPT Mrs. BrookeⅤおわりに海外研修なんて縁のないこと、英語アレルギーと思っていた私が、数々の困難に直面しながらも、無事に2ヶ月間の研修を終えることが出来た。日本と諸外国では文化や社会福祉制度が異なり戸惑う事も多かったが、「一つでも多く吸収したい」という気持ちで各国のセラピストと交流を持ち、沢山の刺激を受けた。研修では生涯忘れる事の出来ない貴重な経験をさせて頂き、今後の自分の課題や方向性を見つけることができた。交流が続いている海外に住む友人ができたことも私の財産となっている。帰国後、自分の物の見方や考え方が変化しているのに気づき始めている。ひとえに国内外で支えて頂いた方々のお陰であり感謝の気持ちでいっぱいである。そして、この場を借りて研修に協力して頂いた方々へのお礼を述べさせて頂く。まず、貴重な研修の機会を与えてくださった中央競馬馬主社会福祉財団の皆様、石原葵様はじめ、蛯名様、今田様、堀越様、きめ細かなサポートをして下さった萩原様。研修前にアドバイスを下さったサンフランシスコの直井先生、合同研修でお世話になった日欧文化交流学院の千葉先生、銭本学院長、研修中に励まし合った41回生の久徳さん、吉本さん、西川さん。研修先を紹介して頂いた原様、岡野様、飯岡様、Kenneth様。スウェーデンでの研修を受け入れて下さったRehab StationStockholmのPT Mr. LanceとMrs. Lena、私の指導者Mr. David、Rehab InstructorのMr. Ake、?65?