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ⅢSwiss永世中立国として名高いSwissは連邦共和国であり、州によって法律や社会制度だけでなく、公用語が異なる程の多民族国家である。Jean-Jacques RussoやJohann Heinrich Pestarozziといった西洋の幼児教育の基盤を築いた教育家の祖国である。永世中立国として国際情勢には保守的であるのに、移民や多文化の受け入れが盛んな国内状勢など興味深い点が多い。文化的にも経済的にも高い生活水準を維持している。この国は他の欧州国と一線を画する存在である。5月1日、私はDenmarkを後にし、南へ向かった。Swiss西部のGeneveに降り立ち、レマン湖沿いに東へ向かう。時々電車の窓から対岸の町、FranceのEvianが姿を覗かせる。Denmarkの地形とは違い、ここは山岳地帯である。遠くにはまだ雪で覆われたアルプス山脈が連なっている。Vaud州の州都、Lausanneが次の研修目的地である。Lausanneは、ローマ時代から栄えた歴史ある町である。東には世界遺産に登録されたオリンピック博物館のモニュメントLavaux地区の葡萄畑が広がる。Swissの食産業は、チョコレートやチーズで有名だが、国内でほとんど消費されてしまうワインも、実は美食家の間で有名とのことである。Lausanneは、オリンピックの首都として知られ、国際バレーコンクールや多くの芸術活動も盛んな文化都市でもある。Centre de vie Enfantine de Montelly（5月2日? 5月9日）保育園（1）文化的、芸術的な環境「この保育園は1966年に建築デザイナーによって建設されました。それぞれのクラス部屋は、家族を象徴し、保育園全体が一つのコミュニティーを象徴しています。」とFracheboud全体主任は語った。保育園の各部屋は、家のように四角すいの屋根が設けられている。その中央には天窓が設置され、部屋全体が自然光に包まれている。天窓にはスライド式のシェードがあり、昼寝時には光を遮断できる。各学年を繋げる廊下や通路は広いものから狭いもの、階段やトンネルのよMontellyの0・1歳児用の園庭うなものと様々で、まるでヨーロッパの旧市街の街並?26?