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・先生の福祉的役割と運営との関わり先生達は、作家らがペタゴーなどの関係者と定期的に行われる会議にも参加する。アトリエでの様子や活動で感じた作家の様子、健康状態、意向などを代弁する立場でもある。本人の意思を見聞きし感じて、作家と共に発言し、求める活動や生活環境を周りも協力してととのえる。そして、先生の運営面との関わりについてであるが、BIFROSTの金銭管理は、FOFの経理担当が全て担っている。先生は、自らの立場や能力にあった創作活動への関わりを重要視しているのである。それと共に自分の作家としての時間も大切にしている。それは、開所時間、勤務日数、行政機関などへの報告資料なども合理的に簡素化されている事にも表れている。職員も個々に自分の生活に満足しているから、心地よい支援が生まれるのであろう。・近隣のGAIABIFROSTの先生らの好意で周りの他施設も訪問した。どうしても紹介したいのが「GAIA」だ。BIFROSTから数百メートルに位置し、アウトサイダーアートの美術館、ワークショップ(作業所)、カフェ、障害のある方の為の美術学校などの機能がある事業所である。ワークショップでは、芸術的な小物づくり部門、コンピュータグラフィックス等も使ったデンマークでは、誕生会に国旗を掲げる印刷部門、キャンバスなどフレーム作り部門など多様な作業に取り組んでいる。Perさんと作家らに連れられて施設を視察させていただいた。美術館では、アウトサイダーアートと他のアートとの垣根を取り払う事も理念になっていて、ドイツの写真家とのコラボの展覧会が開催中であった。ワークショップ部門や学校等は、BIFROSTの規模より大きく、多様な作業等に取り組む様子がうかがえた。また、作品の制作の現場の各作業の行程などは、見事にまとまり、小物類も芸術的な思考を駆使された興味深いものであった。実は、Perさんがこの施設の設立に関わっていたが、作品等の創作の在り方や方針の相違から別れて活動をしているという。確かに活動の様子は、自主性を重んじているBIFROSTの方針との相違を様々な所で感じた。しかし、館内には、BIFROSTの作家の作品が飾られ、芸術への思いを強く感じる。そしてGAIAとBIFROSTが近くある事は、障害のある方の芸術活動の選択肢が多いとも言える。先生のKatjaさんの誕生会・RANDERSの町で感じたことBIFROSTやGAIA、町に多くのギャラリーやアトリエなどを見かけ、入場無料の公共の美術館も訪ねた。そして、BIFROST作家の作品が、展示会の度によく売れていると聞いた。それらから「芸術・?66?