ブックタイトルkaigaikenshu_43

概要

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(4)評価ツール：RAI (Resident Assessment Instrumental)－HC(Home Care)：RAI-CA (Contact Assessment)CCACが行うケアコーディネートは臨床の専門知識をもった看護師やソーシャルワーカー、理学療法士などが行うヘルスケアサービスであり、CCは利用者のニーズを理解するために総合的な面接や評価スキルを使用している。評価は総合的なケアプランを立てるために、また利用者のニーズと目標設定を助けるためにCCによって行われる重要な機能である。CCはケアプランを立てる上で、CCACが提供している在宅介護サービスのみならず、地域のサポートサービスや家族、友人のサポートも含めた広い範囲でのサービスの検討を行う。評価が一元化されたデータベースに保管されるため、CCは評価が完了するとすぐに情報とレポートへアクセスすることができる。＜評価の特徴＞1 RAI-HC (在宅介護評価)病院と地域の設定で、成人の利用者のニーズを評価するために使用される標準化された統合的な評価ツール。評価から取り込まれた情報はCCが利用者の健康や生活全般の質の向上を助けるケアプランの立案や、健康状態の変化、リスク、課題の支援に役立つ。・対面式の評価や臨床的な評価項目を含む約200項目からなる。・臨床、精神衛生、社会的心理、身体機能を含むすべての健康に必要な情報を含む。・個々のニーズにあったケアプランの作成に必要なリアルタイムな指標を提供。・時間をかけて使用する場合は、進行状況の確認やケアの改善、リスクや問題点に応じてサービスの内容を検討することができる。・長期療養型サービスや精神保健サービスへの紹介の為に比較可能なデータを提供できる。2 RAI-CA（お問い合わせ評価）CCACや病院に個人的に問い合わせが行われた時に使用する標準化された評価ツールである。受信した情報は、利用者の為の総合的な評価と在宅介護サービスの必要性と緊急性を決定するのに役立つ。・RAI-HCと同様のデータフィールドが約40項目と簡易化されたバージョン。・評価・サービス・リハビリニーズの緊急性を判断するのに役立ち、CCが介護サービス計画を立てる支援となる。・入院を最小化・予防することができる。3その他RAI-PC(Palliative Care Assessment)（緩和ケア評価）今回お話を聞くことはできなかったが、緩和ケアの設定での評価ツールもある。?25?