ブックタイトルkaigaikenshu_43
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kaigaikenshu_43
≪海外研修の成果等について≫1.研修の内容をどのように活かしているか(1)すぐに活用していることは、利用者とのコミュニケーションにおける考え方。発語が難しい利用者には発語を促すことも大切だが、利用者の背中や肩にそっと触れて次の行動を促すこともできることを研修先で目の当たりにした。(2)コミュニケーションツールとして、海外の視覚障害者が主に使用しているアップル社「ボイスオーバー」という機能を紹介、その機会が増えている。(3)仕事を時間内に終わらせることを学び、実践。残業をするワークスタイルは体力的にも精神的にも良い影響がなく、海外の支援者は、ほぼ全員このことを徹底していた。2.今後、研修の内容をどのように活かしていくか(1) 自施設の職員に、どのような研修を海外で受けることができたかを紹介。施設の後輩にも海外研修の魅力を伝え、自身の向上のためのチャンスをつかんでほしい。(2) 仕事で壁にぶつかった時、新しい考え方を得るきっかけとなるのが、研修先で知り合うことができた先生からのアドバイス。わからないことなどメールで伺うことができる。(3) 自分で一から組み立てた研修であったため、その経験が職場での仕事の進め方についての自信に繋がった。期限内にベストを尽くすこと。(4) 私が訪問した学校や施設の利用者は、視覚障害のみではなく、障害が重複している盲重複障害者が多かった。私が働く施設では、施設自体が車椅子対応の建物とはなってはいないが、今後受け入れ可能となった時にそこでの学びが大いに参考になる。3.今回の研修で得た成果について(日本の施設で導入・利用可能なもの)(1) 教育においてのインクルージョン(障害者と健常者とが同じ教室で学ぶこと。包括的教育)は今後、日本の学校でもよりメジャーに取り入れられる可能性を期待したい。(2) 施設において身体介護の必要性が高い利用者に対してのリフト使用は、介助者の健康面での負担軽減にも大いに繋がる事であり、もっと一般的に導入すべきものである。4.参考文献・URL・器具等(日本の施設で導入・利用可能なもの)視覚障害者に限らず、世界には、障害者や高齢者に向けた商品が数多く開発されている。利用者にとって必要と感じたものを職員が手作りすることも必要と改めて感じた。・Adaptive Design Association・Caretechttp://www.adaptivedesign.orghttp://www.caretec.at?57?