ブックタイトルkaigaikenshu_43

概要

kaigaikenshu_43

チュアを並べ観察し、ノートに名前を記入している。顕微鏡で観察、重量比べ、体の臓器のレプリカ、生物の進化を調べる等、2時間以上一つの作業に没頭している。静粛の練習といい、目を瞑って静けさに包まれ、その中で自分の体の隅々を意識する時間もあった。毎日8時30分? 11時30分にモンテッソーリの活動を行う。食事前には30分以上の校庭での自由遊びの時間がある。掌テニス、アスレチック等で思い思いに身体を動かす。昼食はお弁当を持参している。午後は週のうち3回12時30分? 15時30分はモンテッソーリの活動をする。週に2回は体育、ドラマティカルクラス、中国語、マオリ語、アート等曜日により違う活動を行う。体育中に友達が転び泣いた時のある男の子の対応が素晴らしいものだった。すぐに駆け寄り、声を掛け、身体を支えながら全身の状態をチェックし、同時に教師に合図を出し呼んで報告していた。優しさに加え咄嗟の判断力、冷静さ、行動力に驚かされた。この話を教師に伝えると早速会議で他の職員に伝えると喜んでおられた。子どもの成長を感じられる事は、教師にとって大きな喜びでありその気持ちは世界共通であると感じた出来事であった。プライマリースクール（6 ? 9歳）の教室、顕微鏡、算数の教具棚(6)プライマリースクール（9 ? 12歳47名教師2名）登校するとまずは部屋の環境を整え、ウサギの飼育ケースの清掃、餌やり等自主的に行われる。今日の連絡事項を伝えられ、その後は活動を開始する。この日は半分は室内で、もう半分は戸外での活動となる。室内にはパソコンが2台、パーテーションで区切られた学習スペース、棚の中に教具が並び、中央にはマットを敷くスペースがあり、もう片方には机が並んでいる。個々に自分のお仕事に責任を持っており、ゴールは自分自身で設定している。1人又は2人の少人数で静かに取り組んでいる。教師は個別に進み具合を把握し、質問を受けたり助言をする。プライマリースクール（9 ? 12歳）の教室、可動式の戸外活動用具一式、教室内のパソコンコーナー?88?