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概要

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ンパス1つをとっても、小さめのサイズから等身大のサイズまでバラエティーに富んでいた。その中でも驚いたのが、コンピューターの画面に編み物をしている動画を映し出し、その画像を見ながら編んでいる人がいた。細かい工程を淡々とスピーディーにこなしており、コンピューターを上手く利用して作品作りに活かしていた。それぞれのアーティストが、豊かで穏やかな表情で作品作りに取り組んでいる姿は一番素敵なものであった。7.4月14日14:00~15:00視察先:Creative Growth(就労支援)対応者:Matt Dostal Studio Manager(Studio Manager&Studio/wood)報告者:比嘉寿Creative Growthは1972年にフローレンス、エリアス・カッズ夫妻によって、全米で初の障害を持つアーティストを支援する団体として創設された。1950~1960年代に施行された脱施設化の流れで多くの障害を持つ人達が地域で暮らすようになり、それに伴い障害者の人権を確立するという課題がでてきた。それに対応する為に、美術教師だったフローレンスが、障害を持つ方がアートを通して、障害者の人権や自立を促進させていく潜在的可能性を国に訴え、それが認められて得た助成金を資本に設立した経緯がある。私達を案内してくれたマットさんは、「ここは、アートセラピーを提供しているのでは無く、プロのアーティストの成長をサポートしていく場所なんだ」という事を強調していた。ここを利用している方は、リージョナルセンターを通して登録、約150名おり、1日に平均80から90人の方が利用している。スタッフの人員配置は、利用者10人に対して1人の配置となっている。Creative Growthの運営は、1/3が州の給付金、1/3が寄付や助成金、そして残りの1/3が作品販売で得た収益となっている。エキシビジョンは、全米のみに留まらず、東京やヨーロッパでも開催している。やはり、良い作品を創作する事と、その作品を世に出し、生計を立てて行く事は同じように大切なことである。これだけの事を企画運営する為に、どの様な職種の人が集まっているのか尋ねると、エキシビジョンの内容を企画する専属のディレクターが1人、エキシビジョンの営業を行う専属のディレクターを1人配置しているとのこと。エキシビジョンやギャラリーの収益の半分はアーティストに支払われている。建物は1階にギャラリーと工房があり、2階にも工房がある。壁は明るい色彩を用い、モダンでファッショナブル、道路に面している側は、1面ガラスなので、道行く人が工房の様子を見られるようになっている。アーティストの方が取り組む分野は多岐に亘っていて、絵画、陶芸、モザイクアート、裁縫、編み物、木工、版画、写真などがあるが、その中でもデジタルアートの分野に興味が湧いた。コンピュータを使って動画を編集、短編映画を制作している。また、興奮したり、気持ちが落ち着?10?