ブックタイトルkaigaikenshu_44

概要

kaigaikenshu_44

はしがき（公財）中央競馬馬主社会福祉財団が実施している海外研修事業は、昭和45年に初めて研修生を海外に派遣して以来、今回で44回目を迎え、この間に派遣した民間社会福祉施設職員は、今年度の2名を加え314名となりました。本海外研修は、各研修生の研修実施計画に応じて福祉の先進諸国の社会福祉施設等において、現地でその実状について研修を行うものですが、今回も各研修生は意欲的に取り組み、多くの成果を収めて帰国いたしました。研修生たちが、この貴重な体験を自らの施設運営の中に生かし、多くの仲間に伝達し、施設の処遇サービス・地域福祉の向上に努めていることは、正に本事業の目指すところであり、我が国の社会福祉の発展に寄与しているものであります。本財団では、本年も平成28年度の海外研修生2名から提出されました研修レポートを掲載した「平成28年度海外研修報告書集（第44回）」を作成いたしました。本報告書集を関係者各位の業務上の参考として福祉サービスの向上にご活用いただけたら幸いであります。なお、研修のはじめに5日間の合同研修を行っていますが、今年度はアメリカ合衆国サンフランシスコ在住の臨床心理学博士直井知恵氏との業務委託契約により実施いたしました。直井氏をはじめ、お世話になりました講師ならびに訪問施設の皆様、そして各研修生を個別研修でご指導いただいた皆様に、心から感謝の意を表します。平成28年12月公益財団法人中央競馬馬主社会福祉財団※本報告書は財団のホームページに掲載しております。http://www.jra-umanushi-hukushi.or.jp