ブックタイトルkaigaikensyu45
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? 64 ?たりする大部屋がある。また、1 階の中央には大きなスクリーンが設置されたホールもあった。 ユニットの職員は主に3 ?4 名が勤務しており、夜勤帯は1 名程度である。朝番と昼番はそれぞれ7 時?、14 時半?となっており、23 時?夜番の人が来るが、夜番の人は専属で、朝と昼はシフト制である。 私が研修を行ったのはユニットと併設されているActivity Center で、4 つのTeam がある。それぞれのTeam の活動に、住民の方や地域で暮らしている障害者が日中参加する。Team1 を除く各Team には必ずトイレが2 つと、休む部屋が3 部屋用意されている。部屋の特徴としては、Team2には「Sonoezelen room(感覚の部屋)」、Team3 には「interactive room(活動の部屋)」、など魅力的な部屋が設置されている。Team1 はホールのようになっており、集団活動やパーティ、ランチなど多数が利用できるようになっている他、各種制作活動なども行って展示されていた。(2) 1 日の流れ 朝の申し送りが終わり、7 時半頃から部屋を訪問し、モーニングケアを行う。8 名のユニットでは朝の時間に4 名ほどの職員がおり、それぞれの職員は1 名で、住民の方の介助を行う。清拭・更衣・整容を行い、椅子に乗車して大部屋へと移動する。また、個人によってはタバコを吸ったり、刺繍をする準備などを行う。8 時半をすぎるとActivity Center に移動を開始したり、外へ活動に出かけたりする。Activity Center の各Teamでは、主に住民の方と外から来る訪問の方を合わせ、6 ?8 名が活動を行う。職員は1 名につき平均すると3 名(2 ?4 名)の利用者をみることになる。10 時からコーヒータイムと活動の時間、11 時以降は昼食をとり、13 時半くらいから15 時まではまた活動を行う。活動は主に個々での活動が尊重されており、決められたことを全員が一緒に行うといったことはない。15 時をすぎると住民の方は各部屋へ戻っていく。部屋に着くとコーヒータイムや個人の時間を過ごし、17 時頃から夕食となる。夕食は、毎日異なる2 種類のメニューの中から、自分で選んだものが外部の業者によって運ばれて来る。研修をさせてもらったユニットでは、自分で食事を食べられる人が4 名おり、他の人は要介助であるが、職員もともに食事をしていた。食事が終わると職員は休憩があり、その間住民の方はそれぞれ好きな活動を行なって時間を過ごす。19 時半をすぎるとベッドに戻るための準備が始まり、21 時頃までには全員がベッドに入り就寝時間となる。(3) 作業療法士の役割 個別の作業療法を提供することは稀で、主にTeam の活動に参加する。昼食の介助やおむつの交換なども行う。その他に、グループでの活動としてオープントレーニングを行うこともあり、ペリビングでの朝の活動