ブックタイトルkaigaikensyu45
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? 70 ?業療法士は主に感覚を用いた活動を取り入れ、感覚刺激に対する欲求を満たす活動や苦手さを解消する活動を提供していく。その他食事に関連する口腔機能や摂食機能、食事動作などの訓練を行う。また、グループ活動も行なっている。個別の介入も行うが、頻度としては多くなく、日中の活動に参画して活動の提案や提供を行うことが多い。個別の介入は部屋の片隅で行われることが多く、授業中などの時間を使うことになるため、必要に応じて提供することが多い。(5) 施設を訪問しての学び 特別支援学校とともに、日中活動支援を行うサービスが併設されている施設は非常に稀である。学校を卒業した後も、活動の場が確保されており、通い慣れたところで日中の時間を過ごすことができるのは非常に素晴らしい取り組みである。また、専門職種が充実しており、学校の授業の合間にも支援を受けることができる。学校に通いながらリハビリテーションも受けることができることは障害児にとっては重要なことである。また、スタッフには専門性を高めるためのプログラムにも積極的に参加する機会が与えられており、それがまた子どもの支援につながっていく良い循環になっていることを学ぶことができた。3.Jen’s House (6/2) ?障害をもつ人のための住居施設?(1) 施設の概要 ここは、成人の障害者が生活する居住施設である。2005 年に建てられた。Jen’s House としては3 つ目の施設になり、他の2 施設もエドモントン市内に建てられている。居住施設として共用のリビング、サンルーム、バスルームが備わっており、それぞれが個室で生活できるように6 部屋が用意されている。移乗は全てリストで行えるように、2 台リフトが常備されている。利用できる年齢は様々である。基本的なサービスの提供は寄付などによるものであるが、維持していく上で、入居している方には負担金が発生している。(2) 1 日の過ごし方 朝の起床後、朝食をとり、その後活動へと参画する。このJen’s Place の近くにはelves があり、日中の活動はelves で行なっている方が多い。職員は朝の時間帯は4 名が配置されているが、家の外観訓練で使用する感触遊具リビングルーム