ブックタイトルkaigaikensyu45
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? 80 ?≪海外研修の成果等について≫1.研修の内容をどのように活かしているか 施設内において、重度な障害者の活動を支援する上での心構えとして、「個人」であることを意識した取り組みを行なっている。医療として必要な処置等を考慮しつつ、その中でも生活に重点を置いた関わりを意識するようになった。実際の支援を行なっているスタッフとの協働も欠かせない。私個人が得た経験をできるだけ多くの方と情報として共有し、良いところを取り入れるための工夫をするようになった。2.今後、研修の内容をどのように活かしていくか 障害者を支援する福祉職の方々と協力し、日中活動を充実させていきたいと考えている。その為には、それぞれの専門性を知る必要があり、情報と知識の伝達方法なども課題として取り組んでいきたい。実際に24 時間支援を行なっているスタッフの情報を取り入れ、生活全体を考慮した「生活の再構築」を図りたい。また、職員の健康管理においても、移乗用リフトの重要性・利便性について知ってもらい、取り入れられるように取り組んでいきたい。3.今回の研修で得た成果について(日本の施設で導入・利用可能なもの) デンマークやイギリスなどのヨーロッパ各国では移乗用のリフトが当たり前のように設置されている。これは利用する障害者自身の安全にも繋がっており、労働者自身の健康を守ることで、将来の医療費や介護費の削減につながっている。日本の福祉施設にも全面的な導入が必要である。 また、医療的なケアを行うスタッフは看護師に限定されているが、それぞれの専門知識を得た介護職が増えることも重要である。職場内での研修事業や、外部のスキルアップセミナーなどの活用などを周知していきたい。4.参考文献・URL・器具等(日本の施設で導入・利用可能なもの) 世界の社会保障制度 (http://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/kousei/1996/dl/13.pdf) 移乗用リフト(https://www.abilitiesj.p/fukushi_kaigo_kiki/idouyoulift)