ブックタイトルkaigaikensyu46
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? 121 ?4.参考文献・URL・器具等 ( 日本の施設で導入・利用可能なもの) 日本と世界の介護:https://sekai-kaigo.com/5.今後の研修生に対するアドバイス①語学について 海外研修に臨むにあたっての不安材料のひとつであった。私はオリエンテーション時に勧めてもらったNHK のラジオ講座や英語上達の本を購入し、独学で勉強したが、思うように上達はしなかった。やはり、実際に人相手にして会話してみる機会を設けるとよかったと思う。幸いにも私が出会った方々は皆親切で、お願いすれば分かりやすい言葉に変えてくれたり、こちらが分かるまで丁寧に説明してくださったが、語学レベルが高ければもっと学ぶことができたこともあると感じている。②研修先の確保について 何の伝手もない私は、ネットや本で調べてはメールを送ってみたが、ほとんど返信は得られなかった。先輩の研修生方もおっしゃっているが、返信は期待しない方がよい。海外に住む日本人は親切であり、力になってくれる可能性も高いため、大使館や各国の日本人会等に連絡を取ってみるのは有効的。自分の研修テーマに沿って探すことも大事だが、選りすぐりをしすぎると可能性を逃すこともある、視野を広げてとりあえずコンタクトを取ってみると、案外つながることもあるので、積極的な行動をお勧めしたい。研修予定だった施設からのメールが途切れ、急遽予定を変更したこともあった。一度受け入れを許可されたからといって安心せず、訪問直前までコンタクトを取っておくとよいと思う。③健康管理について 何よりも健康体で研修に臨むことが大切である。不安なことがあるならば、日本にいる間に解決しておくとよい。私は常備薬はないが、風邪薬や下痢止め、熱下げ等の薬を持参した。幸いにも実際服用することはなかったが、持っているだけで安心にもつながる。また、食事が口にあわなかったり、栄養面に偏りがでたりすると体調を崩す可能性があるため、簡単に食べることのできる日本食やサプリメントを持っていくことをお勧めする。私自身、食料の調達が困難なとき、持参したご飯が役に立った(非常災害時用のごはん)。④コミュニケーションツールの確保 Wifi が使える環境下かどうかは確認しておいた方がよい。私は日頃使っている携帯の他に、古いiPhone を中古で購入し、現地SIM を挿入する方法で携帯電話を使える状態にした。SIM カードは様々な国で対応できるものがあるので、事前に購入しておくとよいと思う。 また、研修生同士での情報交換はとても心強く、支えとなった。頼れる素晴らしい同期に恵まれ、本当に感謝している。LINE でグループを作り、移動日や研修内容、近況等の情報交換をした。日本に帰ってきてからも交流が続いており、いい刺激となっている。