ブックタイトルkaigaikensyu46
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? 59 ?Te Wh?riki の5 要素? Well-being: 子どもの健康と幸福が守られ、育まれる? Belongings: 子どもと家族が所属感を感じられる? Contribution: 学習の機会が平等であり、子ども一人ひとりの貢献が価値あるものとされる? Communication: 自分たち、そして他の文化の、言語や象徴が育まれ守られる? Exploration: 子どもは、自分から様々なことを試すことを通じて学ぶ( 表1) ニュージーランドの幼児教育サービス教師主導型私立保育園やプリスクール(Education and CareCentres)名称としてデイケア、プリスクールが一般的である(日本でいう保育園に相当するような施設が多い)。また、モンテッソーリ、シュタイナーなどの教育哲学を取り入れた施設も該当する。施設全体で半数の教師は幼児教育の資格が必要である。利用者料金負担がある。公立幼稚園(Kindergartens)コミュニティーベースと呼ばれる公立幼稚園のこと。利用できる時間枠が私立保育園やプリスクールよりも限定されることが多い。教師には幼児教育の資格が求められる。利用者負担は寄付金という形で求められることが多いが、近年の時間延長により負担額が生じる場合も増えている。私立保育園やプリスクールに比べれば負担額は少ない。家庭託児所(Home-based education andcare services)家庭で少数の子どもに幼児教育を行う形態のサービス。教員資格のあるコーディネーターによる安全性や教育状況の確認といった支援をうけながら実施される。利用者料金負担がある。保護者主導型プレイセンター(Playcentres)保護者たちが教師のような役割を当番制で担い、子どもたちのために園を運営していく。保護者が日々の教育を行うため、子どもの教育に関するセミナーを受けるなど、担う責任や役割が大きい。教師主導型のサービスに比べ利用者負担額は少ない。コハンガレオ(K?hanga Reo)マオリの文化や言語を次世代に伝えるためのサービスである。専用施設があり、マオリ語で行われる。利用者負担として食費、教育費、寄付金が求められる場合がある。プレイグループ(Playgroups)最大1 日4 時間まで、子どもたちが保護者とともに通うことのできる教育の場(日本に置き換えれば児童館などの子ども向けプログラムに近い)。コミュニティーホールや教会のような場所で行われることが多い。コフンガフンガ(K?hungahunga)マオリの文化や言語を次世代に伝えるためのプレイグループ。そのプレイグループによりマオリ語、英語など、運営は様々である。南太平洋諸島の幼児教育グループ(Pacific Island EarlyChildhood Groups)南太平洋諸島(サモア、トンガ、クック諸島、ツバル、フィジーなど)の文化や言語を次世代に伝えるためのプレイグループ。そのプレイグループにより使用される言語は様々である。