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概要

kaigaikensyu46

? 61 ?ビスを提供する。色々な取り組みを行っても、親がサポートを受けることを承諾せずに支援に繋がらないという例ももちろんあるとのこと。しかし、何ヶ月か後に、やはりそのことで再度話がしたいと言ってくる親もいたそうだ。その間、親は悲しみの時間を過ごしたに違いないので、その気持ちを受け止め、子どもと家族に全力でのサポートを行うことが私たちの仕事であると考えている。2.Early Childhood on Stafford ?0-5 歳までのデイケア?ダニーデン市内のデイケアを訪問。校長のRussell 氏はアメリカ・カナダの幼児教育学会に出席し、帰国したところであったが見学を快く引き受けてくれた。1920 年代に建てられたという歴史を感じる建物を改築し、デイケアを運営している。2 歳以下と3 歳以上のクラスに分かれており保育室は2 部屋。2 歳以下のクラスはまだハイハイの子どもから独歩が可能な子どもと一人ひとりの身体的発達の個人差があるため、安全柵を設置して子どもの実態に合わせて活動の場を区切るなどの配慮もされている。3 歳以上の保育室にはニュージーランドの文化を感じる子どものアートが多くデコレーションしてある。保育室内はドラマプレイ、電車、パズル、アートのスペースなどのコーナーに別れており、子どもが好きな遊びを選ぶ。そして、何よりも緑豊かな園庭は一歩入れば、大人でもワクワクするような仕掛けがたくさんあり、子どもが夢中で遊んでいる姿が印象的であった。最近は整備された園庭や柔らかな素材のマットが敷いてあるところも多いが、あえてガタガタの道を残していたり、アップダウンを作って小さい子どもたちがそこを駆け巡り、つまづいたり、転倒したりする経験もしながら身体の使い方を学んでいくことを期待する。また、裏庭にはガーデンもあり、様々な植物を植えて子ども達が世話をする。できた植物はクッキングに使うこともある。この日は小雨が降ってはいたが、子ども達は園庭での探索活動に大忙し。雨が降れば水たまりができ、そこでまたブラシを持って掃いたり、絵を書いたり、無限に遊びが広がっていく。急な坂道での三輪車競争や木に一本ぶら下がったロープでのブランコ。子どもがどう遊ぶかは全くの自由である。数日前までは転んだり、乗れなかったりした子ども達が何度もチャレンジすることで習得していく姿を先生達は多く見てきた。子ども達が毎日過ごす場、同じ環境、同じおもちゃだが、常に子ども達は何かをクリエイトして行く。先生がどっぷり子どもの遊びに関わるというよりは子ども達が何をするか、学ぶかを見守る立場をここではとっている。そういった意味でもニュージーランド の幼児教育のカリキュラムであるTe Wh?riki はフレキシブルに応用できることができ、とても良いものであると感じているそうだ。このように子どもが何かをクリエイトしていける環境を整えることは大事だが、それ以上に、「子ども達がここでコミュニティーをどう築ECOS 外観