ブックタイトルkaigaikensyu46
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? 68 ?≪海外研修の成果等について≫1.研修の内容をどのように活かしているか 新たに学んだ保育活動や取り入れ可能な教材等のアイデアはすぐに実践に活かすことができている。日本では保育・教育の場において子どもは集団に属し、集団の一員であることを意識した生活であることが多い。集団の中でも個や小集団での活動を取り入れ、またそれをどう集団へ返していくか。また環境設定の重要さなど、知り得た保育を展開する様々な方法や考えは実践に役立っている。 保護者支援に関しては、帰国後すぐに保護者支援プログラムの一環として海外研修報告会を開催した。多くの保護者が集まり、活発な意見交換や話し合いの場となった。また、障害のある子どもの兄弟・姉妹への支援についても研修中によく聞くことがあった。今まではあまり積極的にその支援については実施したことがなかったのだが、夏休みが始まったこともあり、通園する子どもの兄弟・姉妹等、家族の誰もが参加できるプロジェクト保育を計画し、実施した。父・母のみならず、その子どもを支える家族、兄弟・姉妹への支援としても今後、継続をしていく予定である。 そして、SNS を使用した情報公開や保護者へのフィードバックも今後、考えていきたいところではあるが、今のところ、LINE の連絡グループを利用して、その日の保育内容やイベントの様子などを全保護者へ発信し、周知するように取り組んでいる。2.今後、研修の内容をどのように活かしていくか・研修報告会の開催(勤務施設内・外)・保護者支援プログラムの実施(ワークショップ・意見交換会等、様々な形で)・家族、兄弟・姉妹支援プログラムの実施(イベント・ボランティア等)・ 研修先とのコンタクトを取り続けること(情報共有や意見・アイデア交換、海外からの施設への見学、視察等の受け入れ等)・SNS を利用した情報公開や保護者支援(フィードバック、情報共有等)・子どもの成長記録(ポートフォリオ)の作成・海外、日本の障害児保育・教育に関するリサーチの継続・支援計画に関して、モニタリング?アセスメント?立案までの流れの整理・保育で使用できるデバイス、遊具等をリハビリスタッフと共に考える・外部講師等によるコラボ保育やワークショップ等の開催3.今回の研修で得た成果について(日本の施設で導入・利用可能なもの)・ 海外のIEP(個別指導計画)の作成に関しては、アセスメント(心理検査も含む)から計画、支援の開始までの一連の流れがしっかりと形作られている。そして、誰がどの役割を担うか、そ