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概要

kaigaikensyu46

? 69 ?れぞれの専門職が明確に役割を持って支援にあたる。日本では個別支援計画にあたるものであるが、それらに比べると、曖昧な部分があると感じる。全てを統一とまでは難しいかもしれないが、それらを参考にある程度形作られたものを使用していくことができるのではないかと思う。・ テクノロジーを活かした支援。デバイス、コミュニケーションツールの使用は障害のある子どもや大人の持てる力を発揮し、より豊かな生活へと繋がるのではないかと思う。・ セキュリティーの問題はあるが、ネットやSNS を使用した情報の提供や共有、保護者とのやりとり等に活用できるのではないかと思う。・ 支援者にも配慮された道具の導入。リフト、スロープ、台や棚の高さが電動で調節ができるもの等。・ 車椅子が回転できる十分なスペースのあるトイレ、パニックの際の落ち着ける場所、年中使えるSPA 等の施設設備の充実。・ 保護者向けの図書、情報収集のできるコーナーなど自己学習のできる場を作る、パンフレットやHP で情報が得られるなど社会資源の情報の充実。・障害児と健常児の積極的な交流(地域、学校等において)。・セラピストとの協働(音楽療法、水泳療法、演劇療法、芸術療法など様々な専門性を活かして)。・ボランティア、ドネイションの有効的な活用4.参考文献・URL・器具等 ( 日本の施設で導入・利用可能なもの)・Enabling devices ( 特別支援教育向け教材)  https://enablingdevices.com・Ages & Stages Questionnaires(カナダ発達マイルストーン)・ 汐見稔幸編著, 大枝桂子構成・文(2003).「世界に学ぼう!子育て支援?デンマーク・スウエーデン・フランス・ニュージーランド・カナダ・アメリカに見る子育て環境?」フレーベル館・ 石井正子(2010).「スウエーデン, デンマークにおける特別なニーズのある子どもの保育」学苑・初等教育学科紀要(836),63-74・ 井上聖子(2008)「日本とアメリカにおける就学前教育・保育について」帝京学園短期大学紀要(2),59-64・ 犬塚典子(2017)「カナダの小学校における幼児教育とケア?教員と保育者との連携?」京都聖母女学院短期大学研究紀要(46),1-13・ 樋口一宗, 徳永亜希雄(2013)「ニュージーランドの特別支援教育?ウエリントン地区の現場視察から?」国立特別支援教育総合研究ジャーナル(2),48-53・ 清水浩(2011)「ニュージーランドにおける発達障害児支援」宇都宮大学教育学部紀要(34),169?176・ 宮原資英(2005)「不器用と運動の問題?オタゴ大学の運動発達クリニックにおける支援の中で?」アスぺハート第10 号 特集2 26-30・ 宮原資英(2014)「発達性協調運動障害が子どもの発達に及ぼす身体的および心理社会的影響と支援の方向性」小児の精神と神経54(2)105-117・オーストラリアビクトリア州教育省HP  https://www.education.vic.gov.au・ニュージーランド教育省HP  https://www.education.govt.nz